個人がゲーム開発を副業にするのは現実的か?挫折した経験を元に解説

こんにちはナガタキマンです。

 

個人でゲーム開発って言うと、かなり専門的な知識が要求されると思われがちですよね。

 

実際、かつてはゲーム会社に就職することでしか、ゲーム開発に携わることが出来ませんでした。

 

しかし、現在では、UnityやUnreal Engineといった、強力なゲームエンジンが登場したことによって、個人がゲームを開発し、収入を得ることも可能になっています。

 

だからこそ、副業として取り組むことが出来るのでは?と考えている人も多いでしょう。

 

しかし、ゲーム開発をすることのハードルが圧倒的に下がったとはいえ、個人でそれなりの質を持ったゲームを開発し、リリースするということは、まだまだ専門的なスキルが要求されることは間違いありません。

 

そんな中、今回の記事では、実際にゲーム開発の基礎を一通り勉強してきた僕が、ゲーム開発を副業としてやっていくことはアリなのか?というテーマで解説していこうと思います。

ゲーム開発に副業として挑戦することはアリなのか

結論から言えば、ただお金を稼ぎたいとか、副収入を得たいという理由で、ゲーム開発に挑戦するのはおすすめしません。

先ほども言ったように、ゲーム開発のハードルが下がっただけで、まだまだ専門的なスキルが要求されるのは変わりません。

 

加えて、個人開発でも特に参入しやすいと言われているスマートフォンゲーム市場は、超レッドオーシャンであり、今から個人が参入して、まともなクオリティのゲームをリリースしたところで、良くてお小遣い稼ぎにしかならないでしょう。

 

なので、アプリの広告収入や、アプリ内課金などで稼ぎたいという理由で、副業としてゲーム開発を始めることはおすすめ出来ません。

 

アフィリエイトやYouTubeで稼いでる人って言うのはかなり聞きますが、アプリの個人開発で安定して食べて行けているという人はほとんど聞かないですしね。単に表に出てきていないだけかもしれませんが。

こちらのブログは、僕がプログラミングを独学していた時に見ていたブログで、かなり古い記事ですが、アプリ収益や、作ったアプリなども公開しているので、参考にされるといいでしょう。

 

他にもプログラミングに詳しい人や、個人開発している有名人などを探したら、個人開発の現状を知ることも出来ますし、GoogleやTwitterなどで「デジゲー博」と検索すると、面白そうなゲームを開発している人も結構見かけますよ。

 

参考YouTubeチャンネル
ひろはす ゲームクリエイター養成所
https://www.youtube.com/channel/UCmrZx6L5NT_onReOmWhO3ug

 

最近だと、ひろはすさんという方が、ゲーム業界への就職・転職や、ゲームプログラミングに関する知識の発信、独立に関する話題等も挙げられているので、非常に参考になるかと思います。

 

本気でゲーム開発をしたいという人は、こういった情報に触れたり、自分で勉強をして、何か作ってみたりしてください。本気であれば、スクールに通うのもアリでしょう。

 

話を戻しますが、僕はお金目当てでゲームを開発に挑戦することはおすすめしません。恐らく99%の人が挫折するでしょう。

 

ナガタキマン
僕も99%の挫折した側ですね。

 

個人開発を本気で行って、ストアにリリースしたり、デジゲー博に出たりする人は本当に凄いと思います。こういった人たちを敵に回すつもりはありませんが、はっきり言って、個人でゲームやアプリを作って稼ぐというのは、趣味の延長線上でしかありません。

 

アプリ開発をメインで行っている人も、「お金を稼ぎたい」というよりは、「自分の作品を世に公開したい」、「自分のスキルを成果物として証明したい」、「自分が作りたいものを作りたい」という気持ちで挑戦し、+αで売る為の試行錯誤をして、結果を出したのだと思っています。

 

お金が欲しいというだけであれば、もっと効率の良い副業は他にたくさんありますし、実際に僕はそれで稼いでいます。

ゲーム開発に副業として挑戦すべき人

ゲーム開発に副業にするのは基本おすすめは出来ませんが、もちろん例外はあります。

ポイントとなるのは、あくまでゲーム開発を何かの足がかりにすることですね。

 

既に本業でゲーム開発に携わっている人

本業がゲーム開発のエンジニアという人は、ゲーム開発を副業として挑戦する価値は多いにアリだと思います。

なぜなら、本業では関わらない部分まで、一通り自分で経験することが出来るからですね。

 

ナガタキマン
まぁこれに関しては、本業でゲーム開発に携わっている人であれば、僕が言わなくても気付いているでしょう。

 

畑違いのサラリーマンが夕方に帰ってきて趣味で挑戦するよりも、毎日、本業でフルタイムで開発業務に携わっている人が挑戦する方が、スキルを身につけるスピードも段違いなのは言うまでもありません。

 

元々本業で培ったスキルも一部発揮することが出来ますし、そこで得た知見をブログやTwitterなどで公開し続けることで、アクセスを集めて収益化を狙うことだって不可能ではありませんし、そこからさらに本業へ活かすことだって難しくはないでしょう。

未経験からの転職活動でアピールをしたい人

転職活動において、未経験から異業種への転職活動となれば、当然独学で何かその仕事に関する勉強をしてきたかどうかは、やる気や熱意の証明にもなります。

ナガタキマン
分かりやすいもので言えば、公的な資格試験がありますね。
未経験から挑戦出来ること
  1. 業界に関連した資格の取得
  2. 業界に関連したスキルで何かを作る
  3. 簡単な仕事から受注してみる

IT業界に転職したいのであれば、例えばIPA(情報処理推進機構)が主催して行っている、基本情報技術者試験などを初めとした、情報処理に関する試験に合格していたり、その業界で求められるプログラミングスキルを使って、個人でサービスを開発したりすることで、面接時に自分の熱意を目に見える形で証明することが出来ます。

 

ナガタキマン
IT業界への就職、転職をするのであれば、資格取得よりも、自分でサービスを作る方が有利になるでしょう。

 

無事転職が決まって入社した後は、もちろん仕事が出来るかという点やコミュニケーション力といった能力が重視されるため、こういった資格や成果物は、未経験から転職するためのネタにしか出来ません。

 

僕自身、学生時代に簡単なスマホアプリを作ったこともありますし、基本情報技術者試験には合格しておりますが、これが開発の現場で役に立つかと言われたら、役には立ちません。

 

しかし、それでも転職する際に同じ未経験者で、ただ「やる気があります!」とだけ言っている人と、「やる気があります!自分でサービスを作ってリリースもたくさんしました!」と言っている人が居たら、どちらが好印象を持たれるかは考えるまでもありません。

 

しかし、情報系の学生ならともかく、質の高いサービスをサラリーマンが仕事の片手間に独学で作るというのは、かなり時間も労力もかかるので、質を求めて完成しないよりも、簡単なものを数打つ方がまだ可能性はあると思います。

 

目に見える実績を残す方法としては、クラウドソーシングサイト等で案件を受注したり、個人開発で簡単なアプリケーションを開発したり等、いくつかありますが、特に重要なのは、「転職したい職種に深く関わっているかどうか」です。

 

ナガタキマン
例えば、ゲームデザイナーになりたいのに、コーディングばかり練習していても、デザイナーになりたい熱意は伝わりにくいですよね。

 

何から始めるかは、その人次第ですが、恐らくほとんどの人が、最終的には転職サイトや転職エージェント等を利用すると思うので、登録しておいて損はありません。

 

自分で作りたいゲームがある人

シンプルに趣味で何か作りたいという人は、ガンガン挑戦をしたらいいと思います。

 

ゲーム開発を副業にするというわけではなく、趣味で何かゲームを作ってみて、それにただ広告を載せて、小銭を稼ぐという考え方ですね。

 

初期費用はパソコンや書籍ぐらいでほとんどお金がかからないので、とりあえず挑戦してみて、自分に合わないと思えば、いつでも辞めればいいだけです。

 

ただし注意点があります。現在社会人で、比較的ブラックな会社に勤めているという人は、まず本業の環境を改善するところからおすすめします。

 

転職活動をして、もっと休みが取りやすい会社に転職したり、もっと効率よく稼げる副業にチャレンジしたりして、お金や時間の不安を取り除いてから挑戦すべきです。

 

実際、ゲーム開発を副業に考えている人は、「もっとやりがいのある会社に転職したい」「もっと収入が欲しい」と考えている人がほとんどでしょう。

もちろん、ゲーム業界に転職したいという人は今からでも挑戦して構わないと思いますが、別に本業でやるほど興味は無くて、趣味で何本か作れたらそれでいいと考えている人は、まずはそれにある程度集中出来るような環境に身をおいてから挑戦しても遅くないと思いますし、僕自身もそうするつもりです。

 

ゲーム開発は副業ではなく本業ですべきだと思う理由

ゲーム開発で本気で食べていきたいと考えている人は、副業ではなく、本業でゲーム開発に携わった方が良いかと思います。

理由をいくつかあげていきますね。

 

安定した収入を得られる

まず大きな点が、この安定した収入を確保出来るという点です。

 

既に会社員という人であれば、既に安定した収入を確保出来ているかもしれませんが、本気でゲーム開発しながら安定した収入を得られるようになるためには、やはりゲーム開発を行っている会社で働くことだと思います。

 

ある程度技術がある人であれば、クラウドソーシングサイトを通して仕事を受注したり、個人で仕事受注したりと、フリーランスでやっていくという手もありますが、僕としては会社員が無難なのではないかと考えています。

フルタイムで勉強出来る

ゲーム開発を本業でやっていく最大のメリットは、現場でフルタイムで勉強が出来るということです。

 

ナガタキマン
しかも、給料を貰いながらですね。

平日の昼間をフルタイムでゲーム開発に携わることで、仕事を覚えていくと同時に開発のスキルも身につけていくことが可能になるでしょう。

 

最初の内は、仕事を覚えることで精一杯かもしれませんが、ある程度仕事に慣れてからは、自分なりに新しい挑戦をしていくことも可能になります。

 

もちろん、会社は勉強をする場所ではなく、会社に貢献して売上を出して、その対価としてお金を貰う場所ですので、自分の好きなことを好きなように勉強出来るというわけではありません。

 

しかし、全てではなくとも、そこで得た知識や経験というのは、趣味でゲーム開発に挑戦したり、情報発信をすることで本格的に副業でお金を稼いだりするためのスキルとなります。

 

ブラック企業に要注意

ここまでゲーム開発は本業として挑戦することをおすすめしましたが、それはあくまでちゃんとした企業へ就職する場合の話です。

 

ナガタキマン
収入や有給消化率、人間関係などの、待遇や労働環境は十分に整っていることが大前提ですよ。

ゲームプログラマやエンジニアというのは、人によっては限りなく「趣味を仕事に出来る」職業に成り得るのですが、IT業界は当たり外れの差が激しいのも事実です。

 

30連勤当たり前で、みなし残業制度によって時給換算したら、そこらへんのバイト以下といった企業も珍しくありません。

 

「お金が欲しい」「もっとスキルを磨きたい」と思ったのに、ブラック企業へと転職してしまえば本末転倒です。

 

そこまで転職を急いでいないのであれば、ある程度勉強して実績を作りながら、時間をかけて良い会社への転職を目指すべきだと思いますよ。

 

まずはゲーム開発の基礎から挑戦してみよう

転職するしないに関わらず、ゲーム開発へと挑戦する熱意が強い人は、とりあえず行動してみることをおすすめします。

ナガタキマン
おすすめはUnityですね。

Unityとは、ゲーム開発ソフト(ゲームエンジン)の一つで、ゲーム開発に必要な機能を一通り揃えていますので、本を読んだり、無料の学習サイト等で勉強するだけでも簡単なアプリであれば作れるようになっています。

 

Unity 公式サイト
https://unity.com/ja

 

 

 

個人が参入しやすいスマートフォンゲームの開発は、ほとんどがこのUnityで行われているので、Unityをマスターしておくと、企業にも十分アピールすることは出来るでしょう。

 

Unityで作られている代表的なゲーム
  • ポケモンGO
  • Fate Grand Order
  • 白猫プロジェクト
  • スーパーマリオラン
  • ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君

他にもUnityで作られているゲームはたくさんあるので、興味があればGoogleで検索してみるといいですよ。

 

Unreal Engineや、Cocos2d、enchant.jsなど、他にもたくさんゲームエンジンはありますが、その中でも、Unityは特に使用率が高く、情報も多いので、非常に学習がしやすいことも、おすすめ出来る理由の一つですね。

 

無料もしくは安価で挑戦することも可能ですが、本気でがっつり学びたい人や、転職を本気で考えている人は、値段は張りますが、スクールの利用を考えてみるといいですよ。

まとめ
  1. お金目当てでゲーム開発を副業にするのはおすすめしない
  2. ゲーム開発を転職や情報発信など何かの足がかりにするのはOK
  3. ゲーム開発は本業でやる方が良い
  4. 趣味で挑戦する人も、環境を整えてから挑戦しましょう。
  5. とりあえず無料や安価で出来るところから挑戦すると良い。
  6. がっつり本気で学びたい人はスクールの利用を推奨

ゲーム開発は時間も労力も凄くかかります。

 

今の自分が置かれている状況や、将来の目標などに応じて、ゲーム開発に挑戦すべきか否か、挑戦するなら独学かスクールに通うか等、一度しっかりと考えてからガンガンと行動しましょう。

 

ある程度のスキルを身に付けたら、クラウドワークス等で案件を受注して、ゲーム開発を副業にしたり、その経験を活かして転職活動をして本業としたり、幅が広がってくるので、