ながたきです。
このように考えている人は多いかと思います。
それもそのはずで、世の中副業に関する入門書はたくさんありますが、稼いだ後に税金を納めるところまで解説している物はそう多くは無いですよね。
そろばんや電卓を叩いて手書きで記帳する事も不可能ではありませんが、会計ソフトを購入して、パソコンで副業で発生した売上や経費等を入力して手っ取り早く作成しましょう!
そこで今回の記事では、副業を始めてある程度利益が出たけど、会計ソフトは何を選んだら良いか分からないという人に向けて、おすすめの会計ソフトを3つ紹介しますので、ぜひ最後まで読んで行って下さい。
ちなみに、今回の記事は副業で利益を出した会社員に向けて執筆しておりますが、脱サラして個人事業主として申告する人も対象になります。
この記事の目次
会社員が副業収入を確定申告する際におすすめの会計ソフト3選
会社員が副業で確定申告をする際におすすめの会計ソフトは3つありますが、正直言ってどこのブログやサイトを覗いても、同じ物が紹介されると思います。
たくさんの会計ソフトがある中でも、こちらの3つが特に有名で鉄板であり、コンビニで言うと、ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートみたいな物です。
僕は開業したばかりの時には税理士にみんなの青色申告を勧められたのですが、マネーフォワードクラウド確定申告の方が楽に記帳出来る上に、Mac非対応なのでやめました。
税理士の大河内薫先生も全く同じソフト3つをYouTubeにて紹介しており、詳しく比較解説をされておりますので、興味があれば見てみると良いでしょう。
注意点としては、どこの会計ソフトも個人事業主版と法人版の二つがあるので、個人事業主として申告する人や、会社員の副業として申告する人は、個人事業主版の方を選択しましょう。
例えば、ひらがなでやよいの青色申告と書いている物は個人向け、漢字で弥生会計と書いている物は法人向けですね。
マネーフォワードもクラウド確定申告とクラウド会計とサービス名で分けているみたいです。freeeは同じサービス名みたいですね。
個人事業主向け会計ソフトにはクラウド型とインストール型の2種類がある
鉄板と言える会計ソフトの製品名の横に、チラっとインストール型、クラウド型と記載しておりますが、これは会計ソフトの種類を表しております。
これはその名の通り、パソコンにインストールして使うか、ネット上で使うかの違いですが、インストール型でMacに対応しているまともな会計ソフトは現状無いので、Macbook等で副業をしている人は、必然的にクラウド型一択になります。
僕はwindowsで作業しておりますが、ネット転売やブログ等が収入源であり、経費もほとんどクレカ決済なので、データの取り込みがしやすいクラウド型を選択しました。
データの連携に少し手間がかかったり、税金に関する法改正があった時に、自分でアップデートをしないと行けなかったり等、割と面倒に感じたので、僕は最初からインストール型を選択する気はありませんでした。
月額課金は痛いですが、それ以上のメリットがクラウド型にはあると思っていますので、僕は相当お金が無い人でも無い限りはクラウド型をお勧めします。
クラウド型のメリット・デメリット
インストール型と比較した際の、クラウド型のメリット・デメリットをおさらいすると以下の通りです。
- データ連携がしやすい
- 半自動で記帳も可能
- 他社のソフトからのデータ移行もしやすい
- どの端末からでもネットに繋がっていれば操作できる
- 動作がインストール型より遅い
- 月額課金制
やはりネット上で作業するので、動作が遅いという意見もありますが、正直僕は遅さを感じません。
やよいの青色申告は、知名度が高いので、ネットで使い方を検索しやすいとも言われておりますが、正直どのソフトも慣れたら一緒だと思います。
そうなるとやはり、月額課金制という事がクラウド型会計ソフトの唯一最大のデメリットでしょう。
なので、windowsのPCで副業をしており、あまりお金が無いという人は、インストール型の会計ソフトを検討してみると良いかもしれません。
ながたきがマネーフォワードクラウド確定申告を選択した理由
僕は個人事業主として青色申告をする事になりますが、3つの会計ソフトの中ではマネーフォワードクラウド確定申告を選択しました。
- クラウド型だから
- 補助科目が使えるから
これだけです(笑)
インストール型を選択しない理由は、これまでの説明で分かったかと思います。
そして、補助科目という機能が便利で、それがfreeeには無くて、マネーフォワードクラウド確定申告にはあります。
補助科目というのは、同じ勘定科目に対して設定できるタグのような物で、売上や経費の内訳をざっくり把握出来るというメリットがあります。
例えば、ネット転売の事業で帳簿作成する場合は、このように「メルカリ」「ヤフオク」「ラクマ」「BUYMA」等と販路ごとに設定しておけば、その内訳を後で把握する事が可能です。
あとは、事業用の銀行口座が2つあって、それらをデータ連携で登録したら、「普通預金」の勘定科目に対して、それぞれの口座が補助科目として自動で登録されるので便利ですね。
この強みが決め手になり、僕はマネーフォワードクラウド確定申告を選択しました。
ただ、どれも体験版で1か月間無料で使う事も可能なので、一度触ってみるのをお勧めします。
最低限の複式簿記の知識はあった方が良い
僕はマネーフォワードクラウド確定申告を初めて触ってから、ヤフオクやメルカリの取引データをすぐに仕訳帳にゴリゴリ入力して、クレカや銀行口座の仕訳はデータ連携してポチポチと登録しました。
そこで感じた事は、「最低限の複式簿記の知識は必要」だという事でした。
正直他の会計ソフトは触った事が無いので、もしかしたら全く複式簿記を理解していなくても、簡単に帳簿作成が出来るのかもしれません。
しかし、どちらにしても簿記について全く知識が無いというのは、今後ビジネスをやっていく上では非常に不利です。
なので、複式簿記の知識が無い人は、複式簿記の勉強をする事をお勧めします。
別に日商簿記検定などの複式簿記の知識を測る資格を取る必要まではありませんが、その試験に通るレベルの知識があれば、会計ソフトはもちろん、今後のビジネスにも活かす事が出来るでしょう。