この記事では、労働を苦痛に感じる会社員が取るべき行動について紹介しています。
労働とはあなたにとってどのように感じていますか?
- 楽しい!
- 職場に面白い人が多い!
- 朝起きるのが辛い
- 通勤がしんどい
- 給料が安い
- 労働が苦痛だ
- 働くのが嫌だ
- 今すぐこの状況を変えたい
人や会社によるものの、皆労働することに対して、いろいろ思うことは少なからずあります。
ちなみに僕が居た職場にはこんなことを言っていた人が居ました。
「仕事すごく楽しいです!楽しすぎて時間が過ぎるのが早いから、月曜と金曜しか行ってないぐらいの感覚ですね!」
さすがにこの人は例外だと思っています(笑)
実際、仕事が面白くて面白くて仕方が無い!という人はあまり居ないですね。
だから今回の記事では、労働に苦痛を感じている人、真剣に悩んでいる人がどのような行動を取れば、その悩みから解放されるのかを紹介していきたいと思います。
あなたの人生が少しでもいい方向に変わるきっかけを与えられたら幸いです。
この記事の目次
労働に苦痛を感じる原因
そもそも労働に苦痛を感じている人にも、何が苦痛かは人によって様々です。
- 人間関係の悪さ
- 仕事内容
- 労働時間の長さ
- 給料の安さ
- 実力不足
これに関しては説明は不要かもしれませんね。
3と4が特に当てはまりました。
ただ会社に文句を言ったり、権利を主張したりするだけの人も問題ですが、多くの人は搾取されるだけというのも事実です。
先輩や上司に怒られたり、行きたくも無い飲み会に強制参加させられたり、終電まで残業したりといった経験をした人もかなり多いのでは無いでしょうか。
そして、嫌な思いをして、我慢して耐え続けて、やっとの思いで貰える給料も少ない。
それが1~5年といった、比較的短期間で終了するような出来事であれば、何も問題は無いかもしれません。
しかし、自ら状況を変えようとしなければ、それが何十年と続くのです。
これに関しては年金が貰えるかとか、終身雇用の崩壊とか以前の話ですよ。
年金は実質破綻しているも同然ですし、そもそも終身雇用だって、まともな企業に就職して初めて意味のある制度です。まぁその制度も崩壊しましたが。
労働することが苦痛なのに逃げ出そうとしない理由
労働を苦痛に感じているのに、仕事を辞めて逃げ出そうとしない理由は何しょうか?
あなたも労働に苦痛を感じているなら、何が苦痛なのか、原因を把握しておくべきです。
そして、対処法や心構えをしっかりして、今後の行動に役立ててくれたら幸いです。
収入が無くなるから?
多くの人はお金が原因で会社を辞めたくても、辞められない人がほとんどです。
基本的に日本人の多くは、会社に就職して、そのお給料で生計を立てる。という選択肢を取ります。
なので、病気で体が動かなくなった時や、労働が苦痛になって辞めたくなった時に、収入源が会社の給料たった一つしか無いということがきっかけで、中々抜け出せないという人が多いのも事実です。
少しの間でも収入が無くなってしまうことは、誰しもが死活問題になりうるでしょう。
だからこそ、
- 収入源を絶やさないこと
- 複数の収入源を持つこと
この2つが非常に重要になるのです。
後述しますね。
家族が心配するから?
お金以外にも、
家族を養っていかなければならない立場の人や、
親に育てて貰って、高校、専門学校、
大学などを出て、社会人となったばかりの人に
ありがちな理由として、
「家族が心配(辞めることに反対)するから」
という理由があります。
しかし、心配や反対をされるのは分かりますが、そこに至ったまでの理由が一番大事です。
例えば、
- 仕事つまんないから辞めたい
- 今日上司に怒られたから辞めたい
という理由では、普通は反対されるでしょう。
しかし、
- 土日休みと聞いていたのに30連勤をした。
- 毎日終電まで残業して手取り13万円だった
- 上司から毎日のようにパワハラを受けていた。
という理由であればどうでしょう。
辞めることに賛成してもらえる可能性の方が断然高くなりますよね。
労働に苦痛を感じていながら、家族が心配するから辞められないという人は、今自分がどの程度追い詰められているのかを、理解して、家族に納得して貰う必要があります。
特に前者のような理由では、基本的には反対されがちですが、真っ当な理由で家族を説得すれば、賛同を得られる可能性も高くなります。
別に辞めてフリーターになったとしても、節約をしたり、他に稼ぐことを頑張ったりすれば、必要最低限の生活は出来ますし、上手くいけば大きく稼ぐことも目指せますよ。
だから、本気で今の会社が嫌だと思うのであれば、時には逃げることも大事だと思って、辞める決断をすることが必要になる時もあります。
とはいえ、前者の例のように、今の職場がそれほど苦痛では無いなら、今の会社で妥協するべきかもしれませんね。
なぜなら、転職や起業というのは、リスクが高いという考えを持たれることがまだまだ多いからです。
だから、
- あなたが今どんな状況なのか
- これから何をしようとしているのか
- なぜ辞めたいのか
といったことをしっかり説明して、家族が納得するように努めてくださいね。
会社の人に迷惑がかかるから?
「辞めたら会社に迷惑がかかるから」
この理由で辞めづらい人も少なからず居ます。
これに関しては、はっきり言って僕は何も考えなくてもいいと僕は思っています。
確かに自分が仕事で戦力になっていれば、その分、自分が退職した際に出来た穴を埋めるのが難しくなりますね。
しかし、それを「迷惑がかかるから」なんて考えていては、いつまでも抜け出すことは出来ません。
- 地震が起きて電車が止まった!
- 台風が起きて事務所が停電した!
- 津波が起きて事務所に浸水した!
- 誰かが退職した!
こんな風にイメージしても全然問題ありません。
キャリアが長くて、頼れる存在だった人や、どんなに優秀だった営業マンが抜けても、多少売上が落ちたり、他の社員の労働時間が増えたりはするものの、結局代わりの人材はいくらでも見つかります。
余裕で風化していくので気にしなくてもいいですし、僕は気にせずに退職届を出しました。
最後の最後まで引き止められましたが、給料が上がる訳でも、有給休暇の消化率が上がる訳でもなく、仕事だけ振られたので、何を言われても辞める以外の選択肢はありませんでした。
給料や休みをもう少し与えるだけで、簡単に引き止められる人材すらも逃すような企業でした。
とはいえ、仕事の引継ぎや、予め退職することを伝えるなど、最低限のことは行ってくださいね。
本当に何も考えずに、いきなり、「今日辞めます。今までありがとうございました」なんて非常識な行動は取らないでください(笑)
辞めると言えば怒られそうだから?
「辞めると言えば、上司に怒られそうで言えない」
よくありがちな理由ですね・・・。
これに関しても、はっきり言って、本当に辞めたいのであれば、臆せず伝えるべきですよ。
怒られるかどうかは話してみなければわかりません。単にあなたが言いづらいだけかもしれません。
そして実際に伝えて怒られたところで、辞めてしまえば、もう会わないようにすればいいのです。
労働の苦痛から解放される4つの方法とは
では労働の苦痛から解放される方法とは何か、具体的に出来ることを紹介しますね。
退職する
まぁこれは説明するまでもありませんが、その会社で働く事が本当に嫌なのであれば、今すぐ退職すべきだと思います。
会社に強引な引き止めに合っても、労働者には退職の自由があります。
なので、
-
- お前が辞めたら会社が回らなくなる
- 会社の許可なく辞めようものなら、損害賠償を請求する
- お前はどこに行っても同じ
- ここで逃げる奴は次も逃げる
- 若い内の苦労は買ってでもしろ
こういった言葉に耳を貸す必要はありません。
自分の信念を貫いて、そのまま退職届を内容証明郵便で送りつけてケリを付けて下さい。
とりあえず、ブラック企業を辞めさえすれば、後の人生はいくらでも軌道修正が出来ると思います。
日本でのセーフティネットは非常に手厚いので、一時的に職を失っても、全然生活出来る環境はありますし、本当に働く意思があるなら、よっぽどダメな人でも無い限りは、もう少しまともな就職先は見つけられます。
なので、相当やばい企業に居る人ほど、今すぐ退職届を出した方が、自分の人生の為になりますよ。
異動願いをする
さっきまで、労働が苦痛なのであれば、退職することを前提に話を進めておりましたが、もしあなたの職場が、転勤可能で、異動願いを出すことが出来るなら、退職を考える前に異動願いを出すのもありですよ。
実は僕は、入社して半年間、本当に嫌な思いをして仕事をしていましたが、異動願いを出して、自分に向いている部署への異動が出来ました。
なので、
「待遇には概ね満足しているけれど、
人間関係や仕事内容に苦痛を感じている」
という人は、異動願いをするのもおすすめですよ。
しかし、僕自身もたまたま、渡りに船の如く、偶然の重なり合いで、タイミング良く異動が出来ただけなので、一概に異動願いを出せば解決するとは言い切れませんし、異動したところで、その仕事が自分に合っているとは限りません。
そして、異動する前の部署の人と関わらないとも言い切れません。
もし、人間関係に苦痛を感じている人であれば、
異動した先の部署では、もう今の人間関係が無くなるかどうかが重要なポイントになりますね。
転職する
最も現実的なのが、転職という手段でしょう。
僕も、異動が出来なかったら、その時点で退職することが確定していたので、入社して3ヶ月目で既に転職サイトを、食い入るように閲覧していたり、エージェントサービスを少し利用したりもしました。
僕が一つおすすめ出来るのが、doda(デューダ)という転職エージェントサービスです。
仕事をしながらでも、転職活動のサポートを全て無料で受けることが出来るため、既に転職活動を考えている人は利用して損は無いですよ。
僕たちと企業のパイプとなってくれるので、非常に転職活動がしやすく、面接や履歴書などの書き方なども指導してくれますよ。
僕がdodaを知ったきっかけも、僕の友人が、薄給激務の倉庫作業員から、サイト運営会社の事務職に転職出来た際に、このdodaを使って出来たとのことでした。
転職サイトやエージェントも、今ではかなりの数がありますが、やはり最初はdodaやリクナビNEXTなどの有名どころから見ていくことをおすすめしますよ。
転職活動を検討している人は、以下の記事も合わせて読むことをおすすめします。
副収入を得て脱サラを目指す
最近から広まりつつある考え方としてあるのが、「複数の収入源を持つこと」です。
つまり副業や投資によって、会社のお給料以外からも収入源を発生させて、最悪会社を辞めてしまっても、安定した収入を継続して得られるように、今から準備しておこうということです。
以下の記事でおすすめの副業や投資と一緒に解説しています。
副業と投資でどちらを先にやるべきかという質問を良く受けますが、僕は簡単な資産運用から始める事をおすすめしております。
他には、メルカリの不要品販売や、ハピタス等のポイントサイト等でも同じような事は可能ですね。
僕は現時点では、仮想通貨や現物資産、FX、投資信託、ソーシャルレンディングと分散して投資を行っています。
投資初心者には、リスクの低いものや少額から始められるものはもちろん、比較的誰でも成功しやすい投資方法を始めてみることを僕は強くおすすめします。
投資は損するからやりたく無いと決め付けずに、簡単に出来てリスクも比較的低いものからやってみて、「複数の収入源を簡単に作れるんだ!」という経験を一度はしてくださいね。
投資やメルカリの不要品販売などで、ある程度の成功体験を得た後は、がっつりと副業を開始して、稼ぐ力を身に付けましょう。
会社の給料以外にも月3万円~月10万円の収入源を作る事が出来れば、最悪会社を辞めてしばらく転職が成功しなくても、その収入源+失業給付である程度は生きながらえる事が可能です。
まとめ
- 退職
- 異動願い
- 転職
- 副業
- 投資
どうでしょう。
転職活動や、副業・投資というのは、結果こそ出すのは難しいかもしれませんが、行動しないことには始まりません。
その行動に至るまでの方が、実は難しいものなのです。
何かしらのリスクは付きまといます。
だからこそ僕は、リスクが比較的低くなるように、
- 簡単に出来る投資を一通り経験する
- 簡単に出来る副業から通り経験してみる
そして、転職活動を考えたり、副業をもっとがっつりやって、そのまま脱サラまで考えたりすれば、取れる選択肢が少しずつ広がっていくのでおすすめですよ。
今の内から努力しておけば、後々楽になるというのは事実です。
会社でよく同じことを僕は言われましたが、会社内だけで努力をしても、給料は上がりませんし、有給も使えません。
そして仕事と責任だけは増えて行きます。
どんな人でも、労働には、まずお金があってこそ成り立つものです。
だからこそ、他にやりたい仕事がある人は、投資や副業で少しでもお金の不安を無くしつつ、自分のやりたい仕事を探すことに専念するべきだと僕は思っています。
もし、今回の記事を読んで、いろいろ気が変わったというのであれば、家族が居る人は、きっちり家族も納得させつつ、その時の自分自身がやりたいことの実現を目指してくださいね。
今回の記事はこれで終わりです。